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マインドフルネスのトレーニング方法を学ぶ

こんにちは。

・不安を感じやすい性格で、生きづらさを感じている。
・過去の失敗にいつまでもとらわれている。

このような人には、「マインドフルネスストレス低減法」(ジョン・カバットジン著)がおすすめです。

マインドフルネスを身に着けることで、感情のコントロールや集中力が向上し、ストレスの軽減や痛みの和らぎを実感できます。

目次

1.この本の特徴

「マインドフルネスストレス低減法」は、自分の心や身体の状態を見つめ、それをあるがままに受け入れることを学ぶプログラムです。

その効果はストレスの軽減や痛みの緩和に実証されています。

著者のジョン・カバットジンは、マサチューセッツ大学医学部でマインドフルネスに基づくストレス低減プログラムを成功させ、その成果からマインドフルネス瞑想が医療や社会に導入されるきっかけとなりました。

 

2.印象に残ったポイント

〇静座瞑想のエクササイズ(初歩の段階)

  • 少なくとも1日1回、最低10分は、背筋をまっすぐに伸ばして、楽な気持ちで、自分の呼吸に注意を集中する。
  • 自分の心が呼吸から離れたことに気がついたら、そのたびに心の生き先を観察し、そのあとで自分の腹部と呼吸に注意を引き戻す。

 この初歩の段階をクリアしたら、この本に従って、ステップアップしていきます。

〇ボディー・スキャン

  • あおむけになって、目を閉じ、注意を体のさまざまな部分へ移動させる。
  • 足先から始めて、ゆっくりと足の付け根のほうへ意識を移動させる。
  • 骨盤から上に向かって、腰と腹部、背中と胸、肩へと移動させる。
  • 両手の指先から、腕、肩に移動させ、首、のど、顔、後頭部、頭のてっぺんに注意を集中する。
  • 頭のてっぺんに穴があいていて、そこから空気が入り、体全体をとおって足の先から出ていき、今度は、足の先から入った空気が頭のてっぺんから出ていくというイメージをもつ。

 

3.マインドフルネスストレス低減法を実践してみて

私は不安を感じやすい性格で、不安を克服する方法はないものかと思い、たどり着いたのが、マインドフルネスストレス低減法でした。

静座瞑想で意識を呼吸に向け、「今に集中」することで、過去への後悔や未来への不安が低減するようになりました。

日常生活でも不安が生じたときには、呼吸に意識を向けることで、不安妄想を止められるようになりました。

今は毎朝起きてすぐに3分間だけ静座瞑想をしています。

3分だと短かすぎるのですが、これをずっと続けていると、以前より不安を感じにくくなっている実感があります。

今後は、短い時間でも集中し、継続するとともに、週末などに時間を作って、まとまった時間の静座瞑想もとりいれてみようと思います。

マインドフルネスの本はたくさんあって、どれを読んだらいいか迷いますが、マインドフルネスストレス低減法の原典ともいえるこの本は、マインドフルネスのトレーニングの方法が詳しく書かれており、非常に役に立ちます。

 

まとめ

マインドフルネスは感情のコントロールや集中力向上だけでなく、不安や痛みの軽減にも効果があります。

静座瞑想やボディー・スキャンを日常に取り入れ、少しずつ継続することで、穏やかでリラックスした気持ちを保つことができます。

この本はマインドフルネスのトレーニング方法が詳しく書かれており、非常に役立つ一冊です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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