こんにちは。
・定年後の生活で、暇を持て余すのではないか心配だ。
・人生100年時代、充実したセカンドライフを過ごしたい。
このような人におすすめしたいのは、「俺たちの定年後」(成毛眞著)です。
この本は、リタイア生活を楽しく過ごすためのヒントがつまっています。
目次
1.この本の特徴
この本は、元日本マイクロソフト社長の成毛眞氏が、定年後に新しい人生に踏み出す際に役立つノウハウを提供しています。
成毛氏は40歳代の頃から実質的なリタイア生活を送っており、その経験から、まもなく定年を迎える人にとって、多くの示唆を得られます。
この本の特徴は、他の定年本とは異なり、誰もが興味を持って実践できる内容が豊富に盛り込まれている点です。単なるアドバイスだけでなく、具体的な行動プランや考え方が示されており、リタイア生活を充実させるための手助けとなります。
2.印象に残ったポイント
「子ども時代の脳」の取り戻し方
リタイア後は自分の「好きなこと」を見つけることは重要ですが、自分の「好きなこと」とは何でしょう。
長く険しい社会人人生を歩むうちに、好きなことをやるとはどんなことだったか、忘れてしまっている人が少なくないのではないでしょうか。
子どものときには本能のおもむくまま遊んでいたので、子ども時代の脳に戻れば好きなものと再会できるはずです。
実家の自室にある子ども時代の持ち物や本棚を見れば、自分がどんな遊びを好きだったかが思い出せます。
実家の自室や本棚が残っていない人は、子ども時代のアルバムを見れば、持っているもの、服装、写り込んでいる背景から、再び興味を発見することができるでしょう。
近所を歩いて楽しみを見つける
多くの人が自宅の近所を十分に知らないものですが、新たな発見がそこには待っています。
「グーグルマップ」で自宅を中心に半径5キロぐらいを表示させ印刷して、その中にある、神社仏閣や古本屋、カフェなどに行ってみて、地図にマークを付けてみてはいかがでしょう。
近所を歩きつくしたら、電車で一駅となりまで出かけ、駅の周りを散策して、徒歩で帰宅するなど、徐々に行動範囲を広げていきます。
3.「俺たちの定年後」を読んだ感想
私は、今年の秋に早期リタイアします。
早期リタイアに向けて、いわゆる「定年本」を何冊か読みました。
「このまま定年になると大変なことになりますよ」と不安をあおる本もありましたが、この本は、定年リタイアの先輩が、定年後を充実して過ごす方法をわかりやすく説明してくれています。
子どものころに夢中になったことを考えながら、書き出していくと、自分がこれまで興味・関心を持ったことが、次々と思い出され、たくさんの活動リストができました。
このリストから、リタイア後の活動を掘り下げて、楽しみながら取り組んでいきたいと思います。
まとめ
「俺たちの定年後」は、定年退職が近づいている人にとって、充実したリタイア生活を送るためのヒントがたくさん書かれています。
リタイア生活を楽しく過ごしたい人にはおすすめの一冊です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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