こんにちは。
今回は、樺沢紫苑先生の著書「精神科医が教える毎日を楽しめる人の考え方」を紹介します。
この本は「仕事以外の楽しい時間」をすべて遊びと定義して、どのような「遊び」が自分を「リフレッシュ」させ、「自己成長」につながるか、具体的な遊びのノウハウなどをわかりやすく説明しています。
先日、同窓会で友人が「自分には趣味がないので、リタイア後、時間を持て余すのではないか」と心配していました。
そのような人にも、自由時間を楽しく過ごすためのヒントが書かれていますので、この本はおすすめです。
本書の内容は幅広いので、いくつかピックアップしてご紹介します。
1.遊び×アウトプット
遊びに「何か」を掛け合わせることで付加価値が生まれます。
遊び×「アウトプット」はどうでしょう。
これは、樺沢先生の書籍「アウトプット大全」でも説明されていますが、アウトプットすることで、遊びを能動化して、自己成長につなげることができます。
例えば、
- 本を読む⇒感想とTO DOを書く⇒TO DOを実践し見直す
⇒フィードバックに見合った次の本を読む - 楽器演奏⇒曲を演奏して良かった点、悪かった点を考える⇒重点的に練習
など、
単に本を読んで、実践しないのであれば、何も身につかないことになります。
ですので「趣味や遊び」に「アウトプット」、「フィードバック」を積極的に取り入れ、自己成長につなげるというものです。
2.遊び×リラックス
リラックス系の娯楽を「寝る前」あるいは「週末(休日)」に積極的に取り入れることが健康にとって大切です。
「四感を研ぎ澄ます」と人間はリラックスします。
五感とは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の5つの感覚で、このうち、視覚刺激は脳を興奮させますが、それ以外の4つの感覚は心と体をリラックスさせます。
音楽(聴覚)、アロマ(嗅覚)、マッサージ(触覚)、美味しいものを食べて幸せな気持ちになる(味覚)、ゆっくりとお風呂に入るなどを積極的に生活に取り入れてはいかがでしょうか。
現代人は、特に目を酷使し過ぎていますので、気を付けたいものです。
3.遊び×チャレンジ
遊びの中に、「新しいこと」「今までに経験したことがないこと」を取り入れるのがチャレンジです。
チャレンジすることで、楽しみながら「自信」や「経験」を積み上げることができます。
「山登りをしたい」と思ったときに、いきなり富士山に登るのはハードルが高いので、まずは高尾山ハイキングからスタートしてみてはいかがでしょう。
目標は小さく設定して、少しずつステップアップしていけばいいのです。
「自己肯定感」は「自分にもできる」「やればできる」という小さな体験を積み上げることで高まっていきます。
まとめ
本書では、どのような「遊び」が自分を「リフレッシュ」させ、「自己成長」につながるか、具体的な遊びのノウハウなどをわかりやすく説明しています。
一日にわずかな時間でも「真に楽しい時間」を持つことができれば、人生の幸福度は確実にアップします。
私も読書のときには簡単な読書メモをとり、「TO DOリスト」を実践することで、本の内容をなるべく体得するように心がけています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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