こんにちは。
・日常生活で小さいことにとらわれて、いらだったり悩んだりしてしまう。
・逆境におちいると、パニックになったり、否定的な考えにとらわれたりして、冷静な対応ができない。
このような人には、リチャード・カールソン著「小さいことにくよくよするな!」を読むことをおすすめします。
目次
1.この本の特徴
心理学者でストレス・コンサルタントでもあるリチャード・カールソンによって書かれたこの本は、全米500万部突破の大ベストセラーとなっています。
アメリカではリビングに一冊、ベッドに一冊、トイレに一冊の必需品とも言われています。
①小さいことにくよくよするな
②すべては小さなことだ
この考えを身に着けると、あるがままの現実を抵抗なく受け入れ、穏やかに生きていくことが出来るようになります。
そのための実践的なヒント100項目を各項目2ページ程度に簡潔にわかりやすくまとめています。
2.「小さいことにくよくよするな!」で印象に残ったポイント
(1)ほしいものに目を向けるのではなく、もっているものを意識することが大切
給料が安いとグチるかわりに、仕事があってよかったと感謝する。
休暇をとってハワイに行きたいと願うかわりに、家の近くでどれだけ楽しめるか考える。
などのように。
また、ほしいものではなくもっているものに意識を向けると、ほしいものが自然に向こうからやってくることがあります。
仕事があってよかったと思うようにすると、もっといい仕事が出来て能率も上がり、昇給につながるかも知れません。
近所での楽しみ方を考えてみれば、ハワイをさらに楽しむ方法が身についたり、ハワイに行けなくても、人生を楽しめることにつながったりします。
(2)幸せは、いまいる場所にある
学校を卒業したら、就職したら、昇進したら…、きっと幸せはやってくる。
結婚したら、子どもが生まれたら…、人生はもっとよくなるはず。
もっといい車を手に入れたら、引退してすばらしい休暇旅行に出かけられたら…、きっと幸せになれる。
このように考えている間に人生はどんどん過ぎていきます。
幸せになるのはいまこの時をおいてありません。
(3)今日が人生最後の日だと思って暮らそう
私たちは永遠に生きていられるかのように行動しています。
今、本当にやるべきことを先送りして過ごしています。
一日一日をこれが最後の日であるかのように、一人きりの時間を過ごす、心のこもった手紙を書く、いい聞き手になる、といった本当にしたいことを、今日すべきではないでしょうか。
3.「小さいことにくよくよするな!」を読んで
私はこの本を10年以上前に買って読みました。
当時は慣れない仕事や人間関係で悩むことが多かったのですが、この本には、そのような場合の心の持ちようが、具体的にわかりやすくかかれていました。
心に響いた箇所は本のページを折って、後で何度も読み返しました。
この本は、現在でも販売され、書評系のYouTubeでも紹介されるなど普遍的な価値のあるものです。
この先の人生を穏やかな良いものとするためにも、時々、この本を読み返して、実践していきたいと考えています。
まとめ
「小さいことにくよくよするな!」には、穏やかに生きるための具体的方法が書かれています。
自分の心に響いた箇所を何度も読み返すことで、あるがままの現実を抵抗なく受け入れ、より良い人生を歩むことが出来ます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
スポンサーリンク